どんぐりプロジェクト幼稚園のお山 ながつた幼稚園では、年少時(11月~12月頃)にどんぐりをお山で拾います。拾ったどんぐりは、卒園するまで自分で水やりをして育てます。 鉢に植えたどんぐり どんぐりをを育てることで、自身の成長とともに身近な自然環境の大切さを感じてもらうことを期待し、この活動行っています。どんぐりとは・・・シラカシ どんぐりとはブナ科の樹木がつける実の総称です。ながつた幼稚園の山には、シラカシ・クヌギ・コナラなど数種類のどんぐりの木が生育しています。シラカシ 育つと樹高が高く(20m程度)なり、林や森を作ります。私たち人間が生きている基盤である緑(自然)を身近に感じられる恵です。そしてどんぐりは、冬の貴重な食料となります。樹液に来たカブトムシ 春から秋にかけて樹液には様々な昆虫が寄ってきます。晩秋になると落とすどんぐりは山の生きものたちの食料になります。そして落ち葉は小さい生きものによって分解され、やがて土になります。どんぐりを枯らさないようにするには・・・枯れてしまったどんぐり ブナ科の植物は、暑さや寒さに強い種が多いです。しかし、若い時期は土が乾燥しないように水を定期的に与えましょう。また、夏の直射日光でも枯れてしまいます。日中は日差しが当たらない場所に置きましょう。どんぐりが枯れてしまったら・・・幼稚園の山に落ちている「シラカシのどんぐり」どんぐりが枯れてしまったら、公園や幼稚園のお山でどんぐりを拾いましょう。水に入れたどんぐり 拾ったどんぐりを水が入っている容器に入れましょう。沈んだどんぐりは中身が詰まっているので、芽が出てくる確率が高いです。3つほど選んでください。(浮いたどんぐりは中身がハイイロチョッキリなどに食べられてしまっているかも…)ひっくり返した土に埋まっている鉢底ネット 次は鉢の準備です。枯れたどんぐりの鉢に入っている土を取り出しましょう。取り出した土には鉢底ネットがあるのでそれも取り出します。鉢に入れる順番 鉢底ネットは再利用します。鉢底ネットを敷いたら、赤玉土を1/4程度入れます。次に黒土を溢れるまで入れましょう。赤玉土と黒土(腐葉土が入っているものが良い)は100円ショップやホームセンターで購入できます。 土を入れ終わったら、拾ってきたどんぐりを離れ離れに3つ寝かせて置きます。置いた後、指でどんぐりを押して土の中に入れ、どんぐりが見えないようにしましょう。 最後にお水をあげて、半日陰に置けば完成です。乾燥しないように定期的(2~3日に1回)にお水をあげましょう。落ち葉をかけてあげると乾燥し難くなるのでお勧めです。どんぐり冊子のダウンロードはこちら2023年どんぐり冊子 (2023-06-20・2395KB)